糖尿病患者でも簡単にできるセルフストレッチで肥満撃退
糖尿病患者にみられる肥満を解決
糖尿病患者に多い肥満に対しては食事療法、運動療法があります。
食事療法で減塩、カロリー制限、糖質制限があります。運動療法はウォーキングなどの有酸素運動、筋トレなどの無酸素運動、ストレッチ、ヨガなどがあります。
食事療法も運動療法も目的は糖尿病を改善することであり、肥満体型からの改善を促すための手段であります。
一方で解決手段は誰にでもわかるのですが、実際に行動に移せるかどうかは別問題になっています。これまでの習慣から考えると食事療法も運動療法も苦手だから糖尿病を発症したとも言えます。このような方たちのことを考えてみても急にはできないことはわかります。
そこで誰でも無理なく取り組めることとしていくつかの方法があります。
運動音痴、苦手でもできる肥満脱却術
特に糖尿病患者の中には運動に対して苦手意識のある方が多いです。
運動の苦手意識は過去の記憶から出来上がると言われています。過去に運動をして恥ずかしい経験をした。身体が重くてそもそもやる気にならない。どうせ無理だと思っている。これらの思い込みや経験による記憶が運動嫌いを成立させてしまっています。
一方で運動することにとって絶対的に必要になる筋肉は身体の中で唯一、年齢関係なく成長する器官であることが言えます。90歳のお婆さんでも鍛えることで筋肉は発達することが研究でも残っています。
糖尿病を発症する40代以降であればまだまだ可能性はあるということですよね。
では簡単に取り組めるものから順番にみていきましょう。
簡単オススメエクササイズ
・踏み台昇降
踏み台昇降は段差のあるところを1歩上がってまた降りるの繰り返し運動です。
踏み台昇降を30分やると約150kcal消費します。何も道具を買う必要はありません。自宅に中にある段差を利用して一歩ずつ行ってください。
最初は1分間チャレンジ。から始めてみるといいですよ。軽く汗ばむ程度までできるとかなりの運動になりますのでぜひ今日から実践してみてください。
・フロントプランク
フロントプランクは全身を鍛える運動です。特に体幹と呼ばれる胴体の部分全般を鍛えていきます。腹筋、背筋がメインであり支えている腕も鍛えられるのでオススメです。
やり方は両膝と両腕を床につけて姿勢をキープするだけ。まずは30秒から始めてみましょう。疲れてくると姿勢がぶれたりしますがそこをぐっとこらえることで筋肉が発達してきます。自宅でも簡単にできる運動なので実践してみてください。
・背伸びストレッチ
背伸びは世界一簡単な方法と言えますね。
背伸びには運動効果があります。普段座りっぱなしだったりすると全身の筋肉は縮んできます。私たちの筋肉には伸びる、縮むの性質がありますが背伸びのように伸びる運動というのは意識的にしかできません。筋肉を意識的に伸ばしてあげることで体内の血液循環が良好になり基礎代謝が上がることで痩せやすくなったりするのです。
今回は3つのエクササイズとストレッチのご紹介でした。
エクササイズやストレッチは沢山の種類がありますが大切なのは自分ができるレベルのことに取り組むこと。効果の高いエクササイズでも続かなければ意味がありませんよね。自分のレベルに合わせたものを取り入れて健康なライフスタイルを構築しましょう。