ストレッチとタンパク質で糖尿病撃退
糖尿病には運動療法、食事療法があります。これらはどちらか一方ではなく、両方行う必要があります。特に肥満になる糖尿病患者の中では運動も食事もコントロールされることは多少抵抗があるかと思います。しかし改善にはこれら2つの療法は必要不可欠でありこれからの健康を考えてもここで習慣化させておきたいものです。
特に食事療法の中には減塩食、血糖値を抑えたものがおすすめされますがタンパク食はあまり聞いたことがないかと思います。タンパク質は筋肉を合成し、疲労回復に役立ちます。特に運動で疲労した筋肉をタンパク質を摂ることで補います。
せっかく運動したのにタンパク質摂取が足りなければこれはもったいないことです。タンパク質をしっかり摂取しストレッチによる適度な運動を組み合わせることができれば、基礎代謝は更に向上し生活習慣の見直し、糖尿病からの脱却は望めるのではないかと思います。
タンパク質
タンパク質は、筋肉・骨・血液の材料となる重要な栄養素です。起きてから歩いて会社へ向かう、階段を上る、降りるなど体作りにおいて大きな役割を担っています。
適切なな量を摂取することで筋肉合成システムが順調に働きます。不足してしまうと筋肉量が増えないばかりか、骨や血液にも影響が及びぶこともあります。
タンパク質食品
タンパク質は主に、肉、魚、たまご、豆に含まれます。
一日の摂取量は厚生労働省が推奨するものとして体重×1グラム。
70kgの体重の人であれば70gの摂取ということになります。では70gとはどれくらいでしょうか?
例えば鶏の胸肉300gに含まれるたんぱく質量は約60gになります。300g食べても1日の目安摂取量には及ばない計算ですね。つまり現代人は糖質、脂質を多く摂りすぎる傾向にありタンパク質をしっかり摂取できていないことも考えられます。
1日体重×1gは最低でも摂りましょう
筋肉合成に必要なタンパク質が不足すると筋肉量が減少し、基礎代謝が落ち、冷え性や痩せにくい身体になってしまいます。最低体重分は摂取することを心がけていきましょう。
ストレッチ×タンパク質=基礎代謝UP
体質改善には運動療法であるストレッチと、食事療法であるタンパク質の摂取がオススメです。ただし食事でタンパク質を摂取する場合はなるだけ減塩のものを選び、糖分も抑えたものがいいでしょう。
ストレッチによる筋肉の柔軟性UPによる基礎代謝UPとタンパク質食品による筋肉合成が合わされば間違いなく体質改善が見込めます。
これらの合わせ技をうまく活用しこれからも外から筋肉を刺激し、内からも筋肉を作る。基礎代謝UPを実施し糖尿病改善に役立てていきましょう。