糖尿病の改善に役立つストレッチ方法

糖尿病を改善するためには適度な運動が必要。この適度な運動に最も有力なのがストレッチなのです。ストレッチは自宅で簡単に取り組めて継続しやすいもの。このブログは人生の最大のテーマである健康を発信し糖尿病に限らず一人でも多くの方が充実したライフスタイルを構築できるよう情報を発信します。

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糖尿病患者は膝の痛みにも注意。予防のためのストレッチ

特に2型糖尿病患者に言えることとして膝の痛みが出ることがあります。

糖尿病の人に痩せた体型の人はあまりみませんよね?特に糖尿病になるまでには乱れた食生活や運動不足があります。糖尿病と聞くと、血糖値が高く、高血圧で、肥満体型というイメージがあるかもしれません。しかし症状はそれだけにとどまりません。特に膝の痛みが出ることを皆さんはご存知ですか?

膝の痛みはなぜ起きるのか?どう予防、改善したらいいのか?を具体的にみていきましょう。

 

膝の痛みの原因

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膝が痛み出す原因は5つあります。

・肥満

・筋肉量の減少

・柔軟性の低下

・軟骨がすり減る

・靴があっていない

 

主な膝の痛みの中には筋肉が原因で発症するケースが多々あります。

もともと膝が悪いとか、昔ケガをした経験がある方はまた別として、糖尿病を発症する過程の中で運動不足や肥満による体重増加が膝関節への負担を増やします。

 

膝の痛みに関連する筋肉

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膝の痛みに関連する筋肉は大腿四頭筋と呼ばれる筋肉にあります。

この大腿四頭筋は股関節と膝を結ぶ筋肉であり、人体の中でも1番大きな筋肉になります。1番大きな筋肉であるがゆえに、筋肉量が減少したり、柔軟性が失われたりすることで膝への衝撃吸収が損なわれます。人は直立で歩き、時には階段を上り、時には走ったりします。関節には衝撃を吸収するものがありません。関節というのは骨と骨の隙間のことを意味します。つまり肝心なのは衝撃を吸収してくれる筋肉がしっかりしているのか?柔らかいのか?ということです。

また大腿四頭筋は足を上に持ち上げる動作に関与します。この筋肉が硬くなると無意識のうちに足が上がらなくなりすり足のようになりつまずきやすくなることもあります。

 

大腿四頭筋ストレッチ

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大腿四頭筋を柔らかくするストレッチのご紹介です。

やり方

1.両足を伸ばし、両手は後ろへつきます(初めは肘ではなく手をつけましょう)

2.片足を曲げお尻の横につけます

3.少しずつ上体を後方に下げていくと、前ももが突っ張る感じがします

4.突っ張るところでストップ

5.30秒~1分伸ばします

 

反対側の足も忘れずに行いましょう。

呼吸は止めず、自然に。全身の力を抜いてリラックスしながら行うと良いでしょう。

 

もうすでに膝が痛い方はできる範囲内で行いましょう。痛みを感じるまでストレッチするのは逆効果になったり炎症を引き起こす可能性もあります。この大腿四頭筋を鍛えること、柔らかくすることはこれからも自分の足で立って歩いていくうえでは欠かせない筋肉となります。

今日から実勢してみましょう。