糖尿病患者に引き起こる肩こりをストレッチで改善
肩こりは糖尿病患者でも発症する?
肩こりは国民病と言っても過言ではないほど多くの方が抱えている症状です。
会社員の方の8割~9割は肩こりなのではないでしょうか?インターネットが普及したことでPCによる効率化が進みました。これまでは人と人が直接関わり仕事をしていく環境からほとんどの人がデスクワークという時代。仕事効率は向上しても身体の負担は増えるばかり。
そんな肩こりですが原因は様々です。筋肉の緊張が原因であることがほとんどですが、中には肩こりから心筋梗塞になるケースもあります。特に心筋梗塞の初期は左肩が痛むと言われています。糖尿病患者も肩こりを持っている方は多いです。これは心筋梗塞のような心臓血管系とは別に肥満であることが原因です。
肥満になると体重や体脂肪が増え、筋肉にも負荷がかかります。そして特に肥満の方は運動不足であることが多いうえに、歩くことや、体操することさえも嫌ったりします。
コリというのは血液循環不良であることが多く、この循環を改善してあげるだけも相当な効果はあるでしょう。
肩こりを引き起こす筋肉
肩こりを引き起こす筋肉はどこにあるでしょうか?
肩こりにはメインとして僧帽筋、頭板状筋、胸鎖乳突筋、菱形筋、三角筋があります。
これらの筋肉の中でも一番大きな面積があり、効果の出やすい筋肉としては僧帽筋。
僧帽筋は後頭部から背中の真ん中あたりまで付いている大きな筋肉です。
形はひし形のようになっていて、特に頭を支える筋肉の一つとなっています。
この僧帽筋が硬くなると血液循環が悪くなったり特に首回りから肩にかけて凝るような感覚があります。これを肩こりと呼んでいるのが通常です。肩こりの人はピンポイントで凝っているよりもなんとなく全体的にこの辺かな?という表現が多いように思いませんか?これは僧帽筋が大きいためにピンポイントで特定できないことがあるのです。
肩こりに効く、僧帽筋ストレッチ
やり方
1.安定した椅子に座ります
2.頭の後ろで手を組み、肘を閉じます
3.しっかい姿勢を伸ばした状態から頭を真下に向け、その時に軽く両手でも押していきます
4.首の下、肩甲骨あたりまで筋肉が伸びている感覚がわかれば効いている証拠
5.ゆっくり20秒~30秒伸ばします
6.毎日できる方は1日1回~3回やってみてもいいでしょう。
首は約6kgあると言われています。
この6kgを支えている一部に僧帽筋があります。僧帽筋を柔らかくして肩こりを撃退していきましょう。