糖尿病の改善に役立つストレッチ方法

糖尿病を改善するためには適度な運動が必要。この適度な運動に最も有力なのがストレッチなのです。ストレッチは自宅で簡単に取り組めて継続しやすいもの。このブログは人生の最大のテーマである健康を発信し糖尿病に限らず一人でも多くの方が充実したライフスタイルを構築できるよう情報を発信します。

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糖尿病患者の寿命を延ばすのに最適なのはストレッチ!?

糖尿病を発症した人は発症していない人に比べて寿命が短いことがわかっています。

しかし医療が発達したことで、過去40年を振り返ると寿命が延びているのも事実です。

 

健常者より糖尿病患者は寿命が4.6年短い

アメリカの研究チームが2万人以上の糖尿病患者を対象に調査を行った。1998~2012年もの間追跡した結果として、糖尿病患者は健康な人と比べて4年6か月早く死亡することがわかりました。

糖尿病を発症することで日常生活水準が落ち、排せつや、食事、入浴などの基本的な動きができなくなることがあります。特にADLと呼ばれるものになると糖尿病患者は健康な人と比べて1年~2年は長くADLが続くと言われています。つまり糖尿病を持つ人は身体になんらかの障害が出やすいこともわかりました。

 

 

健常者と変わらない寿命を全うするために

糖尿病は、糖尿病が原因で死亡リスクが上昇するわけではありません。多くの場合は糖尿病の合併症である網膜症、腎臓疾患、神経症が原因によって死亡するケースが多いと考えられています。

特に「腎不全」は、糖尿病が原因で発症することが多いです。糖尿病は血糖値をコントロールすることができなくなり、体全体の抵抗力が弱まるので、肺炎、気管支炎、気管支喘息などの呼吸器疾患も合併することがあります。

 糖尿病患者の短命というのは糖尿病だけが直接の原因ではありません。早期の治療、食事療法・運動療法を続けていけば症状の改善は可能。死亡率は軽減され健常者と変わらない寿命になることも可能です。

 

 

実は1型糖尿病患者の寿命は延びている

1型糖尿病患者を対象に行った調査では、健康な人に比べ男性で約11年、女性で約12年寿命は短いという結果になりました。

1型糖尿病における死因の第1位は、心筋梗塞、大動脈解離などの虚血性心疾患。1型糖尿病の心臓病への影響は男性で36%、女性で31%に上ることがわかりました。腎臓疾患である糖尿病性腎症を合併すると、平均余命が男性では約8年、女性でも約9年になることがわかっています。

ただし虚血性心疾患や糖尿病性腎症は早期発見し適切な治療を行えば、死亡リスクを大きく下げられるものです。合併症を予防する対策を常にとっておき、早期な対応ができれば寿命は長くできます。健常者と変わらない毎日を生きることができれば、それに越した嬉しさはないと思われます。症状が悪化しないように常日頃から健康に取り組み、食事と運動を行うことが大切です。

 

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 2型糖尿病患者の多くは高血圧、高脂血症、肥満であることが多いです。

ストレッチに関しては様々なデータがありますが結果的に肥満を解消し寿命を引き上げることに繋がる場合があります。

ストレッチには筋肉を柔らかくする効果、血液循環を良くする効果、リラックス効果、安眠効果など実に生活の中では欠かせないものを改善します。

特に2型糖尿病患者の中には食生活が乱れている、運動したいけど億劫になる。そんな方が多いのではないでしょうか?運動ということばを聞くだけで拒否反応が起こるなんていう方もいらっしゃいます。積極的に運動される方であれば問題はありませんが運動が嫌いな方でも取り組めるのがストレッチだと思います。

まずはストレッチをやってみて、少し身体が動くようになってきてから筋トレなども始めるといいでしょう。